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アイドルマスターSideM中心に140文字では足りないことをつらつらと綴る日誌です。

TOUR DIARY KEY 東京

11月11日…ポッキーの日でもなければ双子の日でもなければ、そう、ベボベの結成日です。

 

Base Ball  Bearのライブにとても久しぶりに参加しました。

ツアー初日、20周年結成日当日、ホールライブ、なんと好条件なライブなのでしょう。趣味がベボベ一色と言っても過言ではなかった10年前の自分が知ったら早く10年経ってほしい!と思ってしまうのかもしれません。

 

社会人になってからも変わらず、聴いていたものの、環境や趣味が少し変わって、少しだけ遠くなっていました。良く言うと生活音として日常に馴染んでしまった感じです。

3人体勢になった時に動は揺して、しばらくライブや新展開は控えて、既存曲聴いていればいいやと思う時期もありました。

それでも新譜が出れば買い、曲はずっと聴き続けいて、ジャンルが違うイベント会場や別のアーティストのライブに行く度に、どこか戻りたいな、聴きにいかなきゃ、という気持ちが年々強くなり、昨年決心してやっと久しぶりに行く予定ができたツアー、時勢上中止となってしまいました…

配信ライブでもクオリティーは変わらず、MCも相変わらずで見て良かったなあ、と思えるライブだったけれど、やっぱり3人の音、声を生で聴きたい、と余計に強く密かに思い始めた2020年でした。

 

そうして今年発表されたアルバム、アルバムツアー、しかもホール、これは絶対に絶対に行くしかない!と思い、チケットは無事取れて、開催もされそう、DIARY KEYをわくわく聴き始めたのでした。

社会人になってもうしばらく経つのに、仕事帰りにライブに行くの初めてだ、と不思議な緊張感を持ちつつ会場に向かいます。中野サンプラザはなんだかハロプロの聖地のイメージ。こいちゃんらしいなあ、と勝手に思いました。

乗り込んだ中央線が出来たことがちょっと嬉しい!

 

座席についてから開演まで無駄に緊張したものの、聞き慣れたSEのナイジェルが始まるとものすごく安心してしまって、客席がパッと立ち上がる一体感にも静かに興奮しました。

音が鳴り始まった瞬間、この時をずっと無意識に待っていたのかもしれないと思った。6年前の野音以来のベボベ、3人体勢になって初めて見る3人なのにやっぱり初めてではない。ずっと知っている、何で見てこなかったのだっけ、そんなことを片隅に思いながら、結成20年おめでとうの気持ちをこめて、この場にいられる喜びを噛み締めます。

 

バンドのライブに行くことが本当に久しぶりで、手どうしよう、ノリはどうだっけ、なんて考えてしまったのも束の間、手の振りやクラップタイミング等を覚えていてGIRLFREINDや17歳、ドラマチックなどで手が勝手に動き出したのは流石というか、伊達に通ってきてないなあと自分で苦笑いしながらとても楽しみました。なんてったってベボベのライブは青春だから。

控えめにしていたものの、最後の祭りでなんか全てを思い出してしまって結構動いてしまった。ギター1本になってしまったのに全く衰えを感じない、こいちゃんは流石だ。

早くうぉい!うぉい!言いたいなととても思いましたうぉいが言えない祭りつらい。

 

終演後の高揚感が冷めない中、駅に向かうあの空気を久しぶりに東京だ、と感じました。私が思う東京の空気、帰路の電車に乗り込んでしまえばもう別世界、でもwalkmanを聴きながら静かに熱く高揚が続くあの感じ。

なんだか知っていた場所に、戻ってこられたのかもしれないとも思えた日でした。

 

アルバム曲の中に懐かしい曲が折り混ざる感じのセトリがとても良かった。ツアーを通してダイアリーが完成していくのかとも思えてとにかくこのアルバムタイトルが素敵すぎます。

 

【永遠の文化祭バンド】というキャッチフレーズ的確で最高だと思います。こいちゃん、堀くん、史織ちゃん20年続けてくれてありがとう。おめでとう。最高にかっこよかったです。ギター、ベース、ドラムがズシンズシン響くあの空間がやっぱり大好きです。節目の日に行けて、本当に良かった。

ベボベはこれからもずっと生活に、人生にいる音楽です。