待ちに待ったアルテッシモのユニット新曲です。散々引き伸ばしながらこれをどこかにぶつけたかっただけかもしれない。
人魚?フェルマータ?
ひとまず4:46を聴き終えて、アルテすごい…今回こうくるんだ…と思いました。歌い出し都築さんだ。Never end 「Opus」寄りな静かで歌声が綺麗、掛け合いがとても綺麗だな、アルテらしい曲調で、ストリングスもピアノも聴いていて落ち着くなが第一印象でした。思い浮かんだのは夜の海、最後どう終わるんだっけ、と本棚から人魚姫を探そうとしたけどアンデルセン童話集はなかった…。
その後何回か歌詞カードを見ながら聴いて、製作陣のツイートを見たりしてやっぱり驚きました。
音楽用語で包んでいるけれど、この曲は…。偶然にしてもタイムリーだなと思いました。
心にそっと寄り添ってくれる、静かだけれど、現Altessimoが放つ力強い優しさで溢れた曲。
【セカイが、優しさ惜しむ瞬間も
誰もが泡と消えない mermaid】という歌詞があまりにも…
優しさを惜しむ瞬間、誰もが泡と消えない、
優しさがないと生きていけない、世の中優しさ足りてない気がする人魚姫は泡となって消えてしまうけれど、消えないって歌ってくれている…
麗さんのアイドルになった理由の
「心が奏でる音楽を、必要としている人たちに届けるために」も誰にでも心が折れそうな時はあるから、そんな時に寄り添えるような曲を奏でられるようになりたい、という志は既に達成できているよ、十分曲に助けられているよと思うのですが、それもより強く感じられる曲だとも思いました。
既にアルテを客観的には見れないのですが、それでも改めてアイドルユニットとしては異色なのかもしれないなとも思いました。曲に呑まれる、浸らせるのが本当に上手、というか元音楽家の手腕をフル発揮していて何度も心をふるわせられて……
ゴニバシリーズ、ユニットそれぞれ5年間の成長が見えてユニットの特色が改めて実感出来るように作られていることが新鮮です。
曲調が原点に戻ったり、全く新しかったりの中ふとした部分でアイドル達の良さや個性が再確認、再発見できる部分が仕掛けみたいで楽しいな、嬉しいなと思うからゴニバはすごいと思います。
そんな歌い方するようになったんだ!とかこのパートをこのアイドルが歌うんだ〜とか。これは今の時点での○○なんだな!と感じることが多々あるのが本当にアイドルだな皆最高だなと思います(⁇)
前回のTone’s Destiny が外へ向けた明るい曲で流れはThe 1stmovementに近い。今回のmermaid fermataが内向けのOpusに近かったので、なるほど、と思って早くも次がどうくるか
とても気になりました。曲調…どうなるだろう。
正面からどーん!ではなく、そっと寄り添ってくれるような、音楽で包んでくれる優しい、強いユニットだなと再実感しました。新曲本当に嬉しいな。待ってた甲斐がありました。麗さん、都築さんの2人の音が、声が、たくさんの人に届いたらいいな。mermaid fermataも大切に聴いていきたいな。
永遠に聴いていられると思うと同時にこの曲はライブとなったらどう演出するんだろう?なるんだろう?あのゴリゴリに踊るえむくんのステージでこれも踊りがつくの…?と考えてしまうのが少しはPらしくあるのかなあ。
前置きもほぼ意味がなくなったただの感想でした。とにかくBravoに限ります。
フェルマータもコーダもほぼ意味を忘れていたので音楽用語マスターになりたい…
Altessimo Bravo!!
なかなかリピート再生から動けないけれど祝彩!とSEASON IN THE FIVEも早く聴きこみたいです。なんとなく一周して05は春のイメージでした。