mermaid fermataがすごい
一週間聴いた一個人の感想が
・mf
・都築さん…?
・太陽と月
・music is sea…というかocean?
です。
発売から1週間、ずっと聴いていて、歌詞を読んで、考えて、また少し感じ方が変わってきた。
まず略したらmfだということにしばらく日が経ってから気がついた。mezzo forte、なのかもしれない。うん、アルテさんってパッと見ピアノだけど、実はと言うまでなく圧倒的にフォルテだよね。この曲を少し弱くのmezzo pianoでなくて少し強くのmezzo forteともかけているとしたら、余計にガツンと殴られたような気がした。
前回のTone’s Destinyは勝手にTDと呼んでいるけど、多分TDはBeitのTOMMOROW DIAMONDSの略称でもあるので多分正式?にはTDって言わない。
巷でなんて呼ばれていたっけ、Tone’s?
略するとしたらマーメイドかな?フェルマータかな?の前後どっちだとか思っていたのだけれど、とりあえずひっそりmfと呼ぶことにする。
一番で十分に曲の力を感じるけれど、二番以降の歌詞とメロディーが強すぎます。ぜひフルで聴いてください!!って言って回りたいです。それはプロデューサーぽくはないな…
これまでの流れを存分に踏みながら波のように静かに訴えかけてくるような。あ、この曲Altessimoの海なのかな、と思うようになる。
タイトルである人魚や満ち引き、波から海底や海辺を連想させる曲だけど、一番の歌詞には嵐と荒れ狂う位しか海と断定できる単語が入っていないのにも驚き…今回試聴せずに聴いたから初めて聴いた時からフル尺聴きだったわけだけれど、試聴してたら海を連想したか、気がついたか分からない。
ストリングスも切ないのに心地よくてずっと聴いていられる。インスト音源もとても聴いてみたいです…オモイノウタと同じ方々とクレジットみて驚愕した。
そんなこんなで音に浸ってうう…となりながら、歌い分けを改めて見て聴くと、全体的に気持ち都築さんパートが多いことに驚いた。歌い分けが細かくて掛け合いが多い、高低パートの都築:高、麗:低や最後の最後のソロパート辺りがこれまでのAltessimoと少し違うのかも、と思えた。
今回は2人の世界に近い割と内向きな歌(SL2曲)2人が外向けにアイドルとして歌うキラキラとした歌(TD)、でなくてそれらを超えて、2人が始めて多分第三者の立場で歌っている。
2人で人魚や世界を大丈夫だよ、と支えているような、苦しい夜を乗り越えて朝に向かう強い決意が見えるそんな曲。
これまでは都築さんが年少者の麗さんをどことなく引っ張っていくような感覚もなんとなくあって、歌い分けも平等なイメージだった。関係性はほぼ対等な今、少しだけ都築さんの歌い方が感情的に聴こえて、それを麗さんが落ち着いて支えているようにも聴こえる。
サイメモや過去イベを読み返したりしていたら、どちらかといえば都築さんよりの曲なのかなとも思えてきた。多分普段通りな彼らとは思うけど、真意はどこだろう。
そしてなんとなく、オーパスの太陽と月、の振りやNight&Dayイベントでも、都築さんが太陽で麗さんが月であったことを思い出す。年齢や普段の印象から逆のイメージだったから、都築さんが太陽で麗さんが月なの知った時驚いた。互いが互いの太陽と月なのもものすごく納得なのだけど、麗さんは月なのかもしれない、とも改めて思う。
インタビューなどで中の人意が読め日がくるかな、お二人はどうこの曲と向かいあって歌われたのかもとても気になる今日この頃。
mermaid fermataはAltessimoの海なんだな、と思いました。seaというか大洋のoceanなのでは、と。音楽も海かもしれないって気がつかされて頭を抱えています。深い…深いよあるてっしも。